緑も色濃くなって、とても心地よい季節になりました。
今日は、メロディの歌い方、素敵に歌える楽な考え方についてお話します。
素敵に歌える楽な、、、、楽に素敵に歌えるヒント、という方が正しいかな(*^_^*)
良くしようとして、一生懸命歌おうとすると、、特に苦手なところには、緊張も走りwwwついつい固くなってしまいます。
どうしたらいいかわからないからぎこちなくなり苦手になってしまう。
一度、意識しだすと、、、恋人のように目が合わせにくく、、、いや、あまり良いたとえではありませんでした。
まぁ、意識の持ち方を変えればいいのです。
よく、力を抜いてとか腹筋を使ってとか言われます。
実際にやることは結果的にそうなりますが、やたらにやろうとしてもかえってぎこちなくなるばかりです。
どこに注意しながらそうするのかという、ポイントを押さえることが大切です。
言うまでもなく「どこ」はメロディとリズムの関係ですね。
いつもレッスンでどの曲ついても、最初に確認することですが、テンポに対して、どの拍を一番意識するべきかということです。
簡単に感じられるのが1,3拍めなのか2,4拍めなのかの違い。
カラオケの演奏のみを歌わずに聴いてみるとよくわかります。
特にベースの動き、ドラムとの関係。
そこにメロディがどこから始まってどの辺で終わるのかというところをまず確認しましょう。
全部の音、楽譜に書いてあるすべての音を同じように歌うのではなく、音がしっかりわかった後は、「唄う」ところと、歌うのではなく「しゃべる」ような気持ちで歌うところを見つけるのです。
たとえば、荒井由美の「あの日に帰りたい」という曲、
♪なきながらー♪という歌いだし、一番聴こえるところはどこでしょう。
♪らー♪ですよね。そこは一拍目です。しかも伸ばしている音。
そうなると♪らー♪はすごくちゃんと聴こえたい。
だとしたら、その前の♪なきなが♪は♪らー♪のための助走の部分になるわけです。
だから、あまりカッチリはっきりした気持ちで♪なきなが♪を歌わなくていいんです。
この部分は歌が始まる前の小走りのところですから♪らー♪のためにはしゃべるくらいの気持ちでちょっと軽く歌えばいいんです。
でも、一番最初の歌の始まりなので、掴み、ですよね。
しかもすぐにまたでてくる「な」とうまく連携して、リズムができます。
極端に言うと♪な(き)な(が)らー♪と意識すると、歌いやすくなります。
しかも、この曲は2,4拍乗りなので、♪らー♪の「ー」の部分、伸ばしている「あー」にめがけて気持ちを持っていきます。
そうすると、♪ちぎぃっ(た)♪の部分も見えてきませんか?
意識はするけど、大げさにやらない。これもポイントです。
むしろ、聴こえてくるのはどこをどうともしていない、けど、心の中では♪な(き)な(が)らー♪とするんです。
試してみたくださいね。
この続きはまた、この次に(^o^)/
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