みなさまお元気ですか?
梅雨入りしているけれども、いいお天気が続いています。むしろ暑いですね。
庭に咲いた紫陽花。
三種の紫陽花が咲いているのですが、一番静かで凛としているのがこちらです。
毎年うっすらとしか色づきません。
なんだか、私にはそれが魅力的です。
三種それぞれの個性があってどれも素敵ですが、その時々の自分の都合によって、それぞれの花に励まされています。
生きる力から与えられるエネルギーに感謝です。
歌も同じように、ひとそれぞれの個性があり、その個性あってこそ歌が伝わってくるんだと思います。
「声」という楽器はそのもの自体に大きな違いがあるので、他の楽器より特徴がわかりやすいです。
だからこそ、その人なりのいい状態で声を生かしていきたいと思っています。
楽器よりはるかに他人と似た音は出せない。誰かのそっくりにはならないし、ならない魅力があるということです。
なので、自分の声をいい音にすることが大切ですね。
♪ドレミ~って歌った時、いい意味で、「あれ?!」ってなったら嬉しいじゃないですか。
曲によって歌い方や音色、プロが歌っている音源を聴いてそんな感じに歌おうって思うのが普通だと思います。やっぱり真似るところから始まると思います。
なので、、、発声練習ももちろん大切ですが、上手い人の歌を歌うようにした方がより磨かれると思うんです。
選曲するとき、まずはメロディが好きとか、この歌詞を自分も歌いたい、自分も言いたいことだったりします。
そういう部分がある曲を選んだほうが焦点がある分やりやすくなります。
レッスンを長く続けてくださっている受講生の方で、よく、このことにつき当っていらっしゃいます。
今日のレッスンで何を歌うか考えるのが大変だとおっしゃるのですが、、、それは、上手く歌えないかもしれないとか、誰誰さんの曲は難しいとかそういうことが先に立ってしまうんだと思いますが、、、それはかえって逆だということです。
でも、すぐに上手くならない(笑)って皆さんおっしゃいます。
なので、曲選びの基準を二つ持つといいと思います。
今回は楽で楽しめる曲、次は、素敵で歌えるようになりたいけど、難しいと思われる曲。
同時に二曲やるのも手だし、難しい曲は時々お休みしながら、時間をおいて取り組むのもお薦めです。
自分で満足のいかない曲をずっと歌っているとストレスになりますからね。
満足いかない部分を理解、工夫しようとして考えることややってみることに充実感がある方は長期間取り組んでもいいかもしれません。
いずれにせよ、その時の自分なりにやれることの中で対策を立てるようにするといいと思いますが、自分で上手く出来ないと思っていても、歌というのは本当に人それぞれ、それぞれの性格や人生がどこかに映し出されるものです、そういうのは自分ではわかりにくいです。なのでご自身が感じていらっしゃるよりはるかに感動を与えていたということもありますので、形だけにとらわれないでやりたいと思った曲をどんどん取り入れていかれるといいと思います。
私は、ちょっと無茶でもそうしています(*^^)v
その時は上手く歌えなくても必ず後から力に変わると信じています。
コメントをお書きください